シナモン文鳥さん 口の中には何がある?
シナモン文鳥のヒナっ子シナちゃん、ほんの少し食べるのが上達してきました。
この前はカナリーシードを口にいれて、タネと殻に分けてから殻を噛んでいたりしました。
今日はかなりの確率で、中身の方を頬張っています。
割れた時に半分どこかにとんでいってしまうことが多いですが、きっとそんなものなのでしょう。
まあ、まだ1粒に割く時間は長いかなと思います。
近くのホームセンターに売っていた「マニア文鳥」っていう餌がなんだか高級感を醸し出していて美味しそうだったので、それをあげてみています。
いろいろ入っていて初心者の不足部分を補ってくれそうです。
なんとなくカナリーシードとニガシードとボレー粉を狙い撃ちしている気もしますが。
シナちゃん、上手にたべれるようになってきたね!
くちばしの周りがすごいです。
公園のスズメにもこんなにお弁当つけている子は見たことがないのですが。
そうそう。
しなちゃん、ちょっとお口あけてみてもらえますか?
文鳥って思った以上に舌が長いんです。
そして飼うまで知らなかったのですが、くちばしの中に歯みたいな突起の列があります。
でもこれは歯ではなくて、後鼻孔というものだそうです。
くちばしの根元付近にある小さーい鼻の穴(外鼻孔)から空気を吸って、後鼻孔を通って、舌の奥に入り口のある気道に向かわせます。
鳥は恐竜から進化したと最近言われていますが、人間とは仕組みが随分異なるものですね。
この嘴でシードの殻をむくのですから、器用だなと感心しながら眺めています。
ちなみに粟穂はむしらないのですが、むしってあげると勢いよく食べます。
殻がむきやすいんでしょうね。スピードも速いです。
シナちゃん、そろそろ自分で穂からむしってみませんか?